SOTO 延長保証対象

TrekMaster(トレックマスター)

ST-331

¥12,870(通販価格)(税込)

軽量&コンパクト収納を実現し、山岳使用に対応したCB缶モデルの液出し分離型ストーブ。

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PS LPGマーク取得済品
トレックマスター インタビュー記事
トレックマスター メイン画像

なんと“CB缶”を使った“液出し式”!新発想の山の相棒「TrekMaster(トレックマスター)」

新富士バーナーが発信するアウトドアブランド「SOTO」。調理器具を中心に日本ならではの開発力で革新的なアイテムを続々と生み出している。それにしても、どのような発想から、これまでにない製品を生み出し続けているのか? 注目アイテムをいくつかピックアップし、それぞれの開発責任者にアウトドアライター高橋庄太郎が話を聞いた。ここでは新機軸のストーブ「TrekMaster(トレックマスター)」をご紹介しよう。

西島丈玄さん(トレックマスター担当)

新富士バーナー 開発部 西島丈玄さん(トレックマスター担当)

コストパフォーマンスに優れるCB(カセットガスボンベ)缶を使用し、そのCB缶と本体を燃料ホースでつないで使う“分離式”のストーブ(バーナー)。ガスボンベ内部のガスを液体のまま本体へと導いて点火させる“液出し式”のストーブでもあり、長時間使っていても火力低下しにくいのが大きなポイントだ。そのために一般的にはCB缶タイプのストーブは気温が低い山中では使用しにくいとされるなか、標高が高い場所での登山にも適した製品に仕上がっている。

・本体サイズ:幅500 ✕ 奥行140 ✕ 高さ105 mm(ホース含む)
・本体収納サイズ:幅90 ✕ 奥行70 ✕ 高さ105 mm(ホース含む)
・重量:約195g
・発熱量:2.8kW (2,400kcal/h)(ST-760使用時)
・使用時間:約1.2時間 (ST-760を1本使用時)

発想の転換で生み出された「山で使えるCB缶タイプ」

本社内でのインタビュー風景

新富士バーナーのさまざまな製品が展示されている本社内でのインタビュー風景

高橋: このトレックマスター、初めて見たときにはビックリしましたよ。CB缶を使うストーブなのに液出し式とは! 山のように気温が低い場所ではCB缶は不向きだとされていたし、そもそもCB缶なのに液出し式だなんて!こんなストーブ、これまでに見たことがないです。

西島: もともとは山でも使える一般的な気化式のストーブでの新製品を考えていたのですが、低温下やガスボンベ内部のガスの残りが少ないと、どうしても火力が安定しないんです。それでは山では使いにくい。そこで「液出し式にしてみよう」というのが出発点です。液体のままガスボンベから燃料を送り出し、バーナーヘッド(火口があるメイン部分)で加熱し気化させる。これが液出し式のシステムですが、そうすれば寒さや残量に左右されにくくなるので安定して火を使えるようになるのではないかと。

高橋: この曲がった金属部分が液体のままホース内を流れてきたガスを気化させるジェネレーターですね。

西島: はい。ホースにつながっている金属パイプがバーナーヘッドの炎に接することで、液体のガスがバーナーヘッドのすぐ近くにきてから、やっと気化するわけです。

ジェネレーター

こちらがジェネレーター。ガスを液体から気体に変える重要なパーツだ

高橋: このバーナーヘッドにはなにか工夫がありますか?

西島: 空気を取り入れるヘッド周りの穴や風を遮るシールドの開口位置や大きさを調整して、「酸素不足にもならず、風に煽られても消えにくい」という理想的な状態を作りました。風防の能力を高めるためには、穴を完全に塞いでしまうよりも、適度に空気が流れる形状のほうがいいんですよ。

高橋: へえ~、おもしろいですね!

トレックマスターのバーナーヘッド

気化されたガスによって、きれいに燃え上がるトレックマスターのバーナーヘッド

ストーブに求められる安全性を試行錯誤でクリア

高橋: でも、液出し式のバーナーは開発が難しいのではないですか? だから、既存のストーブの多くは気化式なわけですし。

西島: そうなんですよ、実際難しいです。ガスの流量を安定させつつ、さらにサンプルを製作してからの認証試験では、使用中に火の影響で「ガスボンベの缶の温度が上がらない」「置いた場所の熱が高くなり過ぎない」といったことが販売に至るまでの必須条件なのですが、その基準をクリアするためにかなり苦労しました。初期のプロトタイプではガスボンベの温度が高くなりすぎるという重大な問題も発生したんです。

高橋: このストーブはガスボンベと本体をホースでつないでいる「分離式」なので、ガスボンベを遠ざけて使えるようにホースを長いものにすれば、ガスボンベは熱せられなくなるのではないのですか?

西島: ホースが長くなると、内部に液体のままのガスが大量に存在するため、火力調整がしにくくなるというか、繊細に調整する必要が出てきます。それではユーザーには扱いにくいバーナーになってしまうんです。

ストーブの説明

自信作のストーブを前に、笑顔で説明してくださる西島さん

高橋: いわれてみるとたしかにそうですね。それで現在の長さのホースになっている、と。それと、ストーブは置いた場所が熱くならないようにするためには、どんな工夫をしたんですか?

西島: バーナーヘッドの高さを調整しました。低くすればクッカーを置いたときに重心が低くなって安定感は出るけれど、置いた場所に熱が伝わりやすい。高くすれば安全だけど、重心が高くなって不安定になる。そのバランスを何度も探っていった結果が、今の寸法です。試験ではクッカーからの輻射熱でテーブルの素材が変形するほどの状況もありました。だからこそ安全面を優先して、この高さに決めたのです。

トレックマスターのゴトク

トレックマスターのゴトクの高さは105㎜。炎が噴き出すバーナーヘッドは、それよりももう少し下の位置だ

インタビュー風景

トレックマスターを実際に触りながら説明を受け、インタビューは進んでいった

調理時の安定感がすばらしいゴトクの設計

高橋: このゴトクも使いやすいですね。大きくて中身たっぷりのクッカーを置いたときの安定感が抜群です。

西島: 当初はプレス加工のゴトクも考えました。滑りにくく安定するんですが、重くてかさばるんですよ。そこで軽量で収納性もいいワイヤー式を採用しましたが、鍋底が少し反っていたり、表面のコーティングの種類によっては、スルッと滑ることがあります。だからクッカーとの接触部に刻みを入れ、表面処理も変えています。

ゴトクの説明

ゴトクは大きめのものが3つ。大型クッカーをおいてもでも安定する

高橋: 折りたたみやすいことにも感心しました。

西島: はじめは折りたたむ途中で引っかかったり、広げてもガタついたりしましたが、曲げ方などを調整して、「スッと畳めて、最後にカチッと決まる」感覚に仕上がっています。歪みにくく、がたつきにくく、ユーザーのみなさんには直感的に扱ってもらえるのではないでしょうか。

扱い方にはコツがいるが、慣れれば簡単

高橋: なるほど。しかしトレックマスターは一般的な気化式のストーブよりは、使い方にコツが必要ですよね。

西島: たしかに慣れれば使いにくいことはありませんが、少し手間はかかります。

高橋: それで低温下でも火力が安定するようになるのだから、よいのではないかと思いますよ。僕はすでにトレックマスターを何度も山中で使っていますが、もう簡単に着火し、消火できますし。CB缶を立てた状態で着火し、火でジェネレーターが十分に加熱されてからCB缶を倒していく……。実際はもう少し細かな手順になりますが、取扱い説明書を見ればすぐに理解できました。

トレックマスターの使い方の説明1

はじめはこの状態で点火。プレヒートを行ない、ジェネレーターを加熱する。

トレックマスターの使い方の説明2

ジェネレーターが加熱されたら、CB缶を倒して完了。炎が安定する。プレヒートにかかる時間は30秒~1分程度だ

西島: 液出し式はバルブを調整すると、すごく素直に火力が反応します。繊細な火加減もできますが、反対に毎回同じ程度の火力を出すためには慣れが必要です。コツとしては「一度バルブを完全に閉めてから、基準とする位置まで戻す」こと。例えば、「消火直前までいったん閉めた位置から、00度戻すと中火」などと覚えると、火力の再現性が高くなります。

高橋: トレックマスターのバルブは指でつまみやすいので、微調整は容易ですね。

西島: 点火時よりもむしろ消火時のほうが、少し難しいかもしれません。液出し式なのでホース内部に液体のガスが残っていて、バルブを閉じても長いと10数秒ほど燃え続けます。これは正常動作で、そのまま慌てずに待っていれば消えますから危険ではありません。このことは取扱い説明書にも「消火後もしばらく炎が残る」と追記しています。

トレックマスターのバルブ部分

本社工場内でひとつひとつ製品チェックされていたトレックマスターのバルブ部分

工場内に保管されていた組み立て後のトレックマスター

こちらも工場内に保管されていた、組み立て後のトレックマスター。出荷されるまで厳重に管理されている

高橋: しかし、よくできているなあ。

西島: とにかく「安心感」「安定感」を追求しました。寒さや風に負けず、持ち運びや設営にストレスなく、火力も安定している。ユーザーが“余計な不安を感じずに調理に集中できる”こと。それが実現しているのが、このトレックマスターなのではないかと自負しています。

ホースのディテール

ホースは見た目以上に柔軟でよく曲がり、耐熱・耐薬品性も備えている

バーナーヘッドのディテール

バーナーヘッドは腐食や熱に強いステンレス製。ゴトクを折りたためば、手の平サイズだ

ゴトクの展開方法

使用時はゴトクを180度回転させて展開。広げれば自動的にロックされる

バルブ部分とCB缶の接続方法

バルブ部分とCB缶の接続は、軽く押し当ててからひねるだけ

軽量&コンパクト収納を実現し、山岳使用に対応したCB缶モデルの液出し分離型ストーブ。

【日本の山をもっともっと身近に】



軽量&コンパクト収納を実現し、山岳使用に対応したCB缶モデルの液出し分離型ストーブ。
CB TOUGH125(ST-711) / CB TOUGH220(ST-712)の性能を引き出します。



ジェネレーターを有する液出し燃焼構造のため、ドロップダウンによる火力低下が生じにくく、安定した火力で使用できます。

また、燃焼器具で最も破損しやすい部品であり、高地では信頼度の低いイグナイターを、あえて付けないことで
軽量化と微細なリスクを排除しています。

分離型のため、ST-350よりもさらに低重心で不整地でも安定して使用可能です。

軽登山やキャンプなど、そこまでガスのスペックが必要ないシーンでは安価なレギュラーガス ST-700を使用するなど、
用途に合わせて燃料の使い分けをすることでコストパフォーマンスにも優れています。

製品サイズ(WxDxH)

幅500 ✕ 奥行140 ✕ 高さ105 mm(使用時・ホース含む)
幅90 ✕ 奥行70 ✕ 高さ105 mm(収納時・ホース含む)

重量 約195g
材質 バーナー/器具栓つまみ/ゴトク:ステンレス
ボンベホルダー:樹脂
収納ポーチ:タイベック
原産国 日本
保証書
発熱量 3.0kW (2,600kcal/h) (ST-711・ST-712使用時)
2.8kW (2,400kcal/h) (ST-760使用時)
2.3kW (2,000kcal/h) (ST-700使用時)
※気温25℃無風状態で点火後から5分間の燃焼データより算出
使用時間 約0.5時間 (ST-711を1本使用時)
約1.0時間 (ST-712を1本使用時)
約1.2時間 (ST-760を1本使用時)
約1.5時間 (ST-700を1本使用時)
 ※気温25℃無風状態で点火後から30分間の燃焼データより算出
使用燃料 CB TOUGH(シービー タフ)(ST-711 / ST-712)
SOTOパワーガス(ST-760)
SOTOレギュラーガス(ST-700)
点火方式 マッチやフリント式(ヤスリ式)ライターなど、別の点火器具を使用して着火してください。
※圧電装置はついていません
耐荷重 2kg
ゴトク寸法(使用時) 直径160mm
付属品 収納ポーチ(素材:タイベック)
備考 ボンベは別売です。
屋外使用専用です。
取扱説明書 ST-331_manual_2502.pdf
アドバイスメモ ST-331_advice.pdf
JANコード 4953571004341

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商品価格 ¥12,870(税込)

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